カルチャーショックを年に何回受けている?


 バスを保有し、県外に遠征に行くのは選手のためだけではない。私たち指導者にとても大切な経験だからである。 近隣のチームとゲームを繰り返しても「カルチャーショック」を受けることは難しい。だからこそ、こだわりを持った「ツワモノ」達の チームと試合をする必要がある。「勝ち負け」ではない。「生き方、携わり方、こだわり方」の問題なのだ。県内多くのチーム との対戦では「速いな・でかいな・サッカーしちゃってるなぁ〜。」という印象しか受けられず、私達の感性に影響を受けることは 難しい。県外に出て試合をすると「早く千葉に帰って練習をしなければ」と思うようなチームはたくさんあるものだ。 みんなは、年に何回カルチャーショックを受けているのだろう?「大敗した」とかではなくて。 早く大会が終わってほしい。1日に1試合しかないような日が何日も続いている。選手たちもいつも以上にモチベーションが高 い。ただの通過点でしかないこんな大会で気持ちなど高ぶらせる必要など無い。普段どおりのプレーをすればよい。 「勝つのは1チーム。いずれどこかで負けるのだ。この大会は君たちの人生に影響などしない。通過点でしかない。8ヶ月の トレーニングの成果を発表する場でしかない。見ている人が面白いと思うサッカーが展開できれば良い。俺としては早く終わっ てほしい。」と選手に話をする。これまでの8ヶ月間高いモチベーションでトレーニングを積んできた選手たち。それは、こんな大 会のためではない。ユース年代で1人1人が、自分が楽しみ、多くの人たちにサッカーの面白さを伝えることができると思う。 指導者側のモチベーションは大切だ。U-13の大会中で気合の入っているサッカーコーチが多いことだろう。「頑張れ」。大会で 勝つのは1チームのみ。負けてもモチベーションを下げずに「頑張れ」(笑)。長いスパンで選手の成長を見ることのできる指導 者が増えてくることを期待したい。多くのサッカーコーチと称する人たちが、東海・関西・中国・九州・東北・信越と、どんどん県 外に出てカルチャーショックを受けたら良い。自分自身の了見の狭さを痛感しコーチから指導者へ変身できる人が若干でも出てく るかもしれない。

                                    (熱血)